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三和エステートの新事業「戸建住宅事業」について代表取締役副社長 田代雅博インタビュー
三和エステートの新事業「戸建住宅事業」について代表取締役副社長 田代雅博インタビュー
掲載日:2023年03月05日 カテゴリー:三和エステート
昨年11月に、三和ホールディングス(三和グループ)のグループ会社である住宅の建築を主に行うMAKIHAUS株式会社は、昨今の経営環境はじめ不動産市場の変化に適応することを目的とし当社、三和エステート株式会社との事業統合を行いました。
今回は、その経営体制の変更や目的、展望など、三和エステート副社長の田代にインタビュー形式での発表をさせていただきます。
Q1.この度、三和グループの一社であった「マキハウス」と事業統合するにあたって、どのような意図があったのでしょうか?
業種業態を問わずに将来の市場規模は縮小すると想定しています。
それらを踏まえて、以前から当社では、経営資源(人・モノ・金・情報・時間)の適正を検討し事業の効果・効率化を実行しております。
2018年に、用地取得後の商品戦略の幅を広げることと、賃貸管理事業のオーナー様への相続サポートサービスを向上することを目的に不動産再生(住宅用地・マンション用地など)と、相続サポートを主たる事業としていたグループ会社を事業統合しました。
また、駅前に出店していた賃貸ショップ3店舗の統廃合を行い、1店舗とし本社2階へ移転しました。
これは、昨今のお部屋探しがスマホやパソコンのWEBを介して検索し、現地で待ち合わせて内覧を希望される方が大半を占めるというお客様の行動変化を鑑みて、路面店の店舗コストをWEB、SNSでのご紹介やご案内の機会を増やすことに転換しています。
さらに、社内的な環境改革として本社の賃貸管理課とのコミュニケーション強化、賃貸仲介経験者を賃貸管理や資産コンサルティングの売買業務へのジョブローテションという3つを目的として行いました。
今回の注文住宅建設事業のマキハウスの目的も土地情報、商品企画、設計、工務などの情報と業務スキルという経営資源の効果・効率化と、そこから生まれるお客様へのサービス強化の一環として進めております。
Q2.マキハウスで戸建住宅を建てられたお客様や住宅への今後の対応についてはどのようにお考えでしょうか?
これまでにマキハウスで住宅をご購入いただいたお客様へのアフターフォローやメンテナンスは、私どもが引き続きしっかりとご対応させていただきます。
そしてまた、お持ちになられた住宅不動産もお客様の立派なご資産と言えます。
私どもは不動産資産の管理会社であり、これまで以上に幅広いお手伝いができると自負しております。
例えば、不動産を活用した新たな資産形成としての賃貸や売買、資産コンサルティング、相続サポートなど、お客様をはじめそのご家族にも新たなサービスをご提供できると考えています。
Q3.三和エステートの戸建住宅を通して、お客様にどのような価値を提案していきたいですか?
現代の住宅を取り巻く環境は著しく変化しています。
家に関しては、新型コロナ等の影響による建材の高騰、土地に関しては住宅用地が不足し、こちらも価格の高騰が治らない状況です。
その中で、これまで通りの価格帯でお客様の思いを叶えるフルオーダーの住宅を購入することがますます困難になっており、さらに全国的にも人気の高い福岡の土地をお客様のタイミングで探すことが難しくなっています。
その現状の中で住環境に適した土地にしっかりと品質にこだわった資産となる家を、ある程度抑えた価格帯でご提供することができないかと悩みました。
そこで、マキハウスから受け継ぐデザインセンスと職人の技に裏付けられたノウハウでお客様のライフスタイルプランを叶える家づくりと、三和エステートの総合的な不動産事業を通して厳選した土地を仕入れ、それを組み合わせた分譲住宅による「ライフスタイルプランをご提案」する家への転換に思い至りました。
注文住宅の高いクオリティを保ちながらも、ある程度まとまった数での土地と建材を建売によるスケールメリットでリーズナブルに仕入れ、ご購入のハードルを下げながらも魅力的で価値の高い戸建住宅のご提供を実現できます。
そんな当社の住宅のおける、お客さまへのメッセージは、
「いい家と、いい場所で」
ご購入いただいたお住まいに、ずっと暮らしていただき、ずっとお付き合いさせていただきたい、そんな思いのこもったメッセージになります。
Q4.今後の具体的な展開を教えてください。
先に述べました通りマキハウスは注文住宅建設を主としておりましたが、事業統合を機に注文住宅のデザイン性と実用性を活かした戸建分譲という建売商品の比重を高めて展開していきます。
今回の津屋崎プロジェクトも当初は条件付宅地分譲の計画でしたが、すべて建売の戸建分譲計画に変更しました。
また、今後の市場を鑑みて不動産再生事業を行っている別事業部との社内共同事業により、プロジェクト区画数の50%は建売、25%は条件付宅地分譲、25%は一般宅地分譲という様に多様化するお客様のご要望に応えられ、また可能な限り早期のプロジェクト完結出来る様に柔軟な商品構成により事業資金の効率化も行います。
今後の商品供給として粕屋郡志免町、福岡市城南区、大野城市などに用地仕入が出来ていますので、順次に商品化を行い供給していきます。
三和エステートが創る新たな住宅の未来について、ご期待いただける内容でしたでしょうか。
現在、三和エステートの分譲住宅プロジェクトの第一弾「HAUSconcept(ハウスコンセプト)津屋崎の完成見学会」のご予約を承っております。詳しい情報は、三和エステートの戸建住宅ページでご確認いただけます。
HAUSconcept津屋崎の完成見学会
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今回は、その経営体制の変更や目的、展望など、三和エステート副社長の田代にインタビュー形式での発表をさせていただきます。
Q1.この度、三和グループの一社であった「マキハウス」と事業統合するにあたって、どのような意図があったのでしょうか?
業種業態を問わずに将来の市場規模は縮小すると想定しています。
それらを踏まえて、以前から当社では、経営資源(人・モノ・金・情報・時間)の適正を検討し事業の効果・効率化を実行しております。
2018年に、用地取得後の商品戦略の幅を広げることと、賃貸管理事業のオーナー様への相続サポートサービスを向上することを目的に不動産再生(住宅用地・マンション用地など)と、相続サポートを主たる事業としていたグループ会社を事業統合しました。
また、駅前に出店していた賃貸ショップ3店舗の統廃合を行い、1店舗とし本社2階へ移転しました。
これは、昨今のお部屋探しがスマホやパソコンのWEBを介して検索し、現地で待ち合わせて内覧を希望される方が大半を占めるというお客様の行動変化を鑑みて、路面店の店舗コストをWEB、SNSでのご紹介やご案内の機会を増やすことに転換しています。
さらに、社内的な環境改革として本社の賃貸管理課とのコミュニケーション強化、賃貸仲介経験者を賃貸管理や資産コンサルティングの売買業務へのジョブローテションという3つを目的として行いました。
今回の注文住宅建設事業のマキハウスの目的も土地情報、商品企画、設計、工務などの情報と業務スキルという経営資源の効果・効率化と、そこから生まれるお客様へのサービス強化の一環として進めております。