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「住」を任されている責任を正しく真面目に全うする : 新春対談
「住」を任されている責任を正しく真面目に全うする : 新春対談
掲載日:2023年01月24日 カテゴリー:100CH
三和エステート副社長の田代と各事業部責任者である執行役員を合わせた4名で、2022年の振り返りと2023年、そして未来への展望についての対談を行いました。
Q1.まずは田代副社長、代表して新年のご挨拶をお願いします。
田代:2023年新年明けましておめでとうございます。3年前の2020年の干支は『庚子(かのね)』心に影を差すような変化”や”物事が一気に進む劇的な変化”が起こり得る年と言われています。本来は東京オリ・パラリンピックなどを介した明るい変化を期待しましたが、コロナという感染症が心に影を差し世界中が翻弄される状況になりました。あれから3年…今年2023年の干支は『癸卯(みずのとう)』。過去は時代の終わりや始まりを告げる出来事が多く起こっており、”物事の終わり始まりを意味し、これまでの努力が実り始める”とも言われます。変化を余儀なくされた3年間を受け入れ、気持ち一新に新たな時代に向けて飛躍し、お客様の目的を果たせるよう真摯に事業と向き合って参りますので、本年も引き続きのご愛顧を宜しくお願い致します。
Q2.漢字一言で2022年を振り返ってください。
田代:私は「種」を選びました。三和エステートも30年近くなってきて、土壌はしっかりしたものができてきていると感じています。ただ世の中や社内の変化に対応するためには、それだけではなく常に新しい種を蒔いて、それが芽を出して、刈り取って…これらを繰り返さないといけないと思います。2022年はその意味合いが非常に大きかったなと感じています。
今後さらに変化する社会構造や経済環境に適応するために、2022年は幾つかの種を蒔きました。組織体制、組織運営、社内制度、賃金制度、DX推進、企業認知…これらはこれからの3年、5年、10年を見据えての種であり、必ずや芽吹かせ花を咲かせなければならないと改めて感じております。
井上:ありきたりなのですが、振り返ったときとても「感謝」をした一年だったと思いました。一文字でその気持ちを表す漢字なら「嬉」がいいなと…。去年、執行役員事業部長という肩書きをいただいたのですが、オーナー様をはじめ、一緒に働く仲間や、自分の働く原動力である家族や子どもの存在、全てに本当に感謝をした1年だったなと思いました。
鴨木:私は基本の「基」ですね。多様性の時代で勝ち残っていくためには私たちも変わらなければならないと思っています。しかし、その一方で変わってはいけないものもたくさんあって、私たちがやらなければならないことは信頼関係を築き、長く続く関係作りだと思っているので、そのためには働く上での心構えや、人間性の基本の「基」の部分を持っていないと良い関係性が生まれないかなと思っています。
大塚:私もいろいろ考えたのですが、「変」にしました。2022年は三和グループの「マキハウス」が「三和エステート」と合併して新たに住宅事業部としてスタートを切った年でもあります。去年はマキハウスもいろいろと膿が出てきて、正直きつい1年だったのですが、これを出し切ればいい体制になるかなと感じています。
鴨木:さっきも多様性の話をしましたが、今は「空間デザインの力」がすごく重要だと思っていて、その点はマキハウスってプロだと思うんですよね。
井上:これからのCBシリーズにマキハウスのデザイン力が加わるということですね。
田代:一緒になるってそういう事ですよね。
大塚:そうですね、これからは協力しながら新たな住宅事業部として三和エステートのシナジー効果が出せればいいなと思っています。
Q3.先ほど大塚部長から新たに立ち上げた住宅事業部についてのお話がありましたが、新たなスタートを切った「住宅事業部」として、これからどのようなことを提供していきたいですか?
田代:すべての不動産は資産です。実需不動産であれ投資不動産であれ、一般的に金融機関から融資を受けて長期に渡って資産を形成していきます。どの場所に、どれ位の予算で、いつ購入、いつ売却…など、考える基本のベースは同じです。弊社の創業時は実需不動産の中古・新築の売買を生業として不動産事業に携わり、その後、投資不動産を主軸に、賃貸管理、賃貸仲介など提供できる住宅の幅を広げてきました。賃貸住居をお探しの方、住宅購入をお考えの方、投資不動産で賃貸経営をお考えの方…30年という節目に原点回帰して生活基盤である『衣食住』の住を通じてお客様に認められ、必要とされ、喜んでいただける商品・サービスを提供していきたいです。
Q4.「不動産資産管理会社」三和エステートとしての役割
田代:売買・賃貸・管理…これらはすべて手段だと思っています。目的はお客様に喜んでもらうこと。そのためにはお客様の不動産資産を『どう活かすか?』『どう守るか?』を常に考えなければなりません。
人口構造、社会構造は大きく変化していき、今までの時代で当然とされていた考え方やモノの見方が劇的に変化するパラダイムシフトは早いスピードで進行しています。それに加えて、昨今のインフレ傾向の経済構造の変化。家族背景、生活背景、資産背景…おひとり、おひとり、それぞれに背景が違います。それぞれの背景に真摯に向き合い、不動産資産に対してより最適な提案を行い、お客様の目的を果たせる仕事を行う事が私達の使命であり存在意義であると思います。
Q5.井上部長にお聞きします。資産管理事業部としての役割と抱負を教えてください。
井上:文字通りオーナー様の「資産を守る」のが役割だと思っています。どういうことかというと、オーナー様の目的である収益を残すという部分を担っているので、空室をなくして支出を減らす…まずはそういうお金の部分を守らなければなりません。そしてもう一つは「建物」を守るということです。建物を「清掃する」「維持・管理する」ことで大切な不動産を守ります。「稼働率を高め、空室日数を短くする」=「収益を高め、建物をきちんと管理して無駄な支出を無くす」ということを資産管理事業部のミッションとして取り組んでいます。
Q6.鴨木部長にお聞きします。資産コンサルティング事業部としての役割と抱負を教えてください。
鴨木:仕事的には不動産の売買をおこなっていますが、売買そのものが私たちの仕事だとは思っていません。オーナー様の不動産資産を長く守っていく中で、ご自身や物件、家族の変化など様々なことが起こります。その時、ほとんどのオーナー様が情報・選択肢が乏しい中で迷われると思うので、そこで私たち資産コンサルティング事業部が最適な選択ができるように近くで寄り添うことこそが本来の役割だと思っています。土地であれば「建築」したり、不動産だったら「売却」したり、または「何もしない」と言う選択肢もあるかもしれません。もちろん、どの選択肢を選ばれても私たちは最後まで寄り添うパートナーでありたいと思います。
Q7.大塚部長にお聞きします。新たに加わった住宅事業についての役割と抱負を教えてください。
大塚:役割としては、実需住宅は家族が幸せを育む空間なので「幸せの最大化」を目指さないといけないなと思っています。住空間としては快適性というところを追求していきたいと思っていますが、私がマキハウスでの8年間で感じたことは「デザインは人の心を動かす」ということです。住宅事業部でもその思いを常に持ち、ただの住宅ではなくデザインや見えない部分にもこだわった空間を提供していきたいと思います。
Q8.最後にオーナー様へ、ひと言よろしくお願いします。
平素より弊社とお付き合いいただき感謝申し上げます。不動産投資、不動産投機など様々な表現がありますが、いずれにせよ根本は『賃貸経営』。収益の源泉である入居者様に快適に永く居住していただき、適切に建物を保守し、収益力を高める。そして、オーナー様それぞれの生活背景に応じて適時に適切なご提案を促していき、常に資産を最適な状態へ導く。 これら私達の存在意義を今後も尽力して参りますので、今後とも末永いお付き合いを宜しくお願い致します。
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Q1.まずは田代副社長、代表して新年のご挨拶をお願いします。
田代:2023年新年明けましておめでとうございます。3年前の2020年の干支は『庚子(かのね)』心に影を差すような変化”や”物事が一気に進む劇的な変化”が起こり得る年と言われています。本来は東京オリ・パラリンピックなどを介した明るい変化を期待しましたが、コロナという感染症が心に影を差し世界中が翻弄される状況になりました。あれから3年…今年2023年の干支は『癸卯(みずのとう)』。過去は時代の終わりや始まりを告げる出来事が多く起こっており、”物事の終わり始まりを意味し、これまでの努力が実り始める”とも言われます。変化を余儀なくされた3年間を受け入れ、気持ち一新に新たな時代に向けて飛躍し、お客様の目的を果たせるよう真摯に事業と向き合って参りますので、本年も引き続きのご愛顧を宜しくお願い致します。Q2.漢字一言で2022年を振り返ってください。
田代:私は「種」を選びました。三和エステートも30年近くなってきて、土壌はしっかりしたものができてきていると感じています。ただ世の中や社内の変化に対応するためには、それだけではなく常に新しい種を蒔いて、それが芽を出して、刈り取って…これらを繰り返さないといけないと思います。2022年はその意味合いが非常に大きかったなと感じています。今後さらに変化する社会構造や経済環境に適応するために、2022年は幾つかの種を蒔きました。組織体制、組織運営、社内制度、賃金制度、DX推進、企業認知…これらはこれからの3年、5年、10年を見据えての種であり、必ずや芽吹かせ花を咲かせなければならないと改めて感じております。
井上:ありきたりなのですが、振り返ったときとても「感謝」をした一年だったと思いました。一文字でその気持ちを表す漢字なら「嬉」がいいなと…。去年、執行役員事業部長という肩書きをいただいたのですが、オーナー様をはじめ、一緒に働く仲間や、自分の働く原動力である家族や子どもの存在、全てに本当に感謝をした1年だったなと思いました。
鴨木:私は基本の「基」ですね。多様性の時代で勝ち残っていくためには私たちも変わらなければならないと思っています。しかし、その一方で変わってはいけないものもたくさんあって、私たちがやらなければならないことは信頼関係を築き、長く続く関係作りだと思っているので、そのためには働く上での心構えや、人間性の基本の「基」の部分を持っていないと良い関係性が生まれないかなと思っています。
大塚:私もいろいろ考えたのですが、「変」にしました。2022年は三和グループの「マキハウス」が「三和エステート」と合併して新たに住宅事業部としてスタートを切った年でもあります。去年はマキハウスもいろいろと膿が出てきて、正直きつい1年だったのですが、これを出し切ればいい体制になるかなと感じています。
鴨木:さっきも多様性の話をしましたが、今は「空間デザインの力」がすごく重要だと思っていて、その点はマキハウスってプロだと思うんですよね。
井上:これからのCBシリーズにマキハウスのデザイン力が加わるということですね。
田代:一緒になるってそういう事ですよね。
大塚:そうですね、これからは協力しながら新たな住宅事業部として三和エステートのシナジー効果が出せればいいなと思っています。